今回確立された振出ベイトロッド製作の基本レシピ。

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インターネット上と言えども
振出ベイトキャスティングロッド自作の情報は
非常にまれです。

嘘だと思うなら検索してみるがいい。

情報を求めて検索した結果が
自分のブログのリンクばかりだったりすると
物凄く幻滅するのだが。


このブログでは、
計3本の振出ベイトキャスティングロッドを建造していて
うち2本は既に完成。
1本が完成確実ですから
およそ振出ベイトロッドを作り上げるための方策は
完全に確立されたと見ていいでしょう。


そこで、簡単ではありますが
振出ベイトキャスティングロッドの調達法を
したためておこうと思います。

もちろん、自作派の特権として
市販品改造に踏み切れる人が
自己責任にて行なってください。





【手順】

(1)ベースロッドを選ぶ。
 実際に伸ばして振ってみて、気に入った調子のものがベスト。

(2)ベースロッドを解体する。
 富士工業サイトのカタログページに手順書があります。
 それを参考に全パーツを撤去します。

 ノコギリ、Pカッター、サンドペーパー、ペンチ各種、ニッパー、
 マスキングテープ、ガムテープ、カッターナイフが必要です。
 あと、出力のできるだけ高いドライヤー。
 加熱して外す部品が多いので。

 場合によっては、ブランクのペーパー研磨も必要かもしれません。

(3)部品を調達する。

 ブランク径を各部計測し、
 ガイド、リールシート、グリップフォーム等を
 全て揃える。

 ガイドは、ブランク径を計測して、
 合うものを既製品のパーツから探して注文する。
 (ダイワ・シマノ製品から目当てのガイドをピックアップする必要がある。)

 最寄のお店で対応してくれるはずなので
 ガイド問題はわりと何とか解決できる。
 個数は、ブランクとラインの接触を考えて
 1~2個増やすことになるはず。

 また、ガイドリング径は、ニューコンセプトのような小口径は厳禁。
 ガイド位置の制約が多いので
 やや口径の大きいものを選んで
 位置決めのしにくさをカバーすることが必要になります。

 小口径ガイドは、自由な位置決めができることを前提にしているはず。

 スズキ釣りに使うロッドなら、小口径ガイドは要らんし。 



(4)パーツを必要に応じて加工して組み立てる。

 ガイドのパイプ径は、サイズが合わなければ、
 加工して調節する。
 0.2ミリまでなら穴を広げても強度低下は少ないはず。
 (保証はできんが)

 ガイドの接着手順は、富士工業のPDFに説明があった気がするが
 ブランク内に接着剤等が入らないようにするのが大事。

 なお、ブランクの曲げテストは、
 ちゃんと各ブランクに割れ対策が必要です。
 口金ガイドを外して曲げたりすると、
 ブランクが割れるかもしれません。




ハンドルの解体については、振り出しだろうが
それ以外だろうが一緒なので
特に注意すべき点は、このくらいでしょう。

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この記事へのコメント

Crenogin
2011年01月23日 12:51
はじめてコメントします。
まえにばんぱくさんのブログで並んで紹介されました。
ずっと取り組みを拝見してきました。パックロッド改造にせよ、リールの整備にせよ、素材は「チープ」かもしれませんが、SKさんのアプローチはとても豊かでユニークと感じます。
「はっ」と気づきました。ブログの主題は「チープタックル」ではない、そこに注ぎ込んだ取り組みの貴重さなんだと。
心から共感しました。
ですが「変態」ぶりでは私も負けません。SKさんをライバルと思っていっそう「変態」に精進します。
SK
2011年01月23日 14:35
まさか、
「さよならアンバサダー」の
Crenoginさんに
コメントいただけるとは
非常に光栄であります!

このブログにおける
「変態」の定義とは
『多数派に流されない
情熱系アングラー』に送る
最高の敬称であります。

名機5500cで戦い続ける
大先輩に敬意を表して
リンクを貼らせていただきます。

Crenogin
2011年01月24日 22:06
SKさん、こんばんは!

私もリンクをさせていただきました。サイト休止中だったんですが、久々に更新しました。
たのもしい「同盟軍」が現れて、うきうきしますよ。いっしょにやり抜きましょう!
SK
2011年01月25日 22:06
相互リンクありがとうございます。

タックルに求めるコンセプトは
大きく違っても
情熱に駆られて作った
カスタムタックルでターゲットに挑むという
スタイルは全く一緒ですね。

今回の同盟(相互リンク)が
アンバサダーの未来につながることを
祈っています。
とらじろう。
2011年01月29日 19:33
はじめまして!

「さよならアンバサダー」さんのHPリンクより拝見させて頂きました。

同志を見つけたような気分で高揚してしまい、ついコメントしてしまいました。

私も対象魚、フィールド、そして使うリールこそ違いますが、同じように現在のルアーロッドに不満を感じテレスコロッドを作ってしまった者です。

私の場合は管理釣り場がメインなので、基竿は渓流竿を使用しました。

既存のテレスコロッドを利用するという記事は大変参考になりました。ガイドのはずし方など、細かく説明があり、次回挑戦してみようと思います。

またちょくちょくのぞかせて頂きます。
SK
2011年01月29日 20:30
とらじろうさん
こんばんは。
管理人SKです。

管釣で渓流竿ということは
マスハンティングですか?

渓流竿でルアー用ロッドを作るのは
かなり難しかったのでは
ないでしょうか。

私は幼少の頃、
ヘラ竿でリール竿を
自作しようとして
見事にへし折った記憶があります。

当時から変態だったんですね
orz
とらじろう。
2011年01月29日 23:44
私も自負します。

お仲間です。hentaiです(笑)。


お察しの通り、マスハンティングです。

渓流竿には『硬調』という堅めの竿があって、今回はそれを利用しました。

肝は穂先は使わず、2本目にトップガイドを付けちゃうとこです。

これで50up程度のマスを上げているので、強度的にも十分いけそうです。

後は同じくマス用に超小継ぎの振り出し竿を使ったものもあります。

こちらは完全に遊び用に作りました。

ちっさいマスでも楽しめるようにがコンセプトなロッドです。



あんまり需要はないだろうなぁ、と個人的に思っていたのでブログの記事にもしてませんでした。

今度載せてみようかな…。

ちなみに私、『スピンキャスト』なリールに取り憑かれた『変態』でもあったりします。

SK
2011年01月30日 09:08
とらじろうさん
おはようございます。

なるほど、穂先キャンセルとは。

そもそも渓流竿を使うという
その発想が素晴らしいですね。

型にはまらない
その変態ぶりが
素晴らしいです。

そういった奇特な取組みは、
全国の変態同志に向けて
ぜひ情報発信すべきだと思います。