理想のリール遍歴について。(アンバサダーSM3000C系編)


S1600Cのあまりの快調ぶりに
中古品に対する認識が激変しました。

以前の管理人の認識では
「中古リール = 神の操作」でした。
実際に、時々産廃まがいのリールもあれば
どう考えても「罠」としか思えない
ひどいのも出回っているけど
使い込まれて調子の出ている個体もあるんですな。

S1600Cとの出会いで、
選択肢が一気に拡がりました。

中古品の型落ち機種にも
いいリールがあるかもしれない。
次期主力リール選定作業続行です。

ブランクスルーハンドルのロッドも
結構出番が増えてきたので
まともに使える非円形リールが欲しい。

ダイワみたいなマグでなく
シマノみたいなSVSでもなく
たやすく壊れないフルメタルなボディで
調達価格が手頃で
かつ使用者が少なそうな変熊な機種。
キャスティング性能もS1600Cと同等で十分。
整備性ももちろん必須要素で。


中古新品問わず
インターネットも駆使して
理想のリールを捜し求めた挙句
ある機種に目が留まりました。
それがこのリールです。




アブガルシア・アンバサダーT3000C日本版

画像

















古参読者様なら説明不要かもしれませんが
改めて記しておこうか。
なぜこんなとっくに製造中止の機種を選んだかというと

デザインがいい。
整備性が高い。
各部頑強。
遠心マグ併用ブレーキ(カタログ上はマグブレーキリール扱い?)
なにより調達価格が安い。2010年頃の相場で3千円前後。

オクで見つけた箱付き中古品を落札して
手に入れました。落札価格は3000円未満だったはず。

中古の割にきれいな個体で満足です。

これまたボールペン芯で作ったブレーキブロックを入れて
テストしてみました。

うん、S1600Cと同等に使える。

非円形ゆえにパーミングはしやすい…か?
実感しにくいけど。

なにより良かったのがツインブレーキの快適さ。
遠心はブロック入れっぱなしで調整不可ながら
外部調整可能なマグトラックスブレーキで
微調整が簡単にできる!
7グラム以上のルアーは何でも安定して投げられる。

実際に使い込んでみて、
サムレストがボディ軸線と平行な平面ゆえに
親指のひっかかる傾斜がなく
パーミングの安定保持に問題ありということが判明しましたが
大したことはありません。

カムロックスプール換装システムと
丸型並にユニット化された簡素な構造で
分解整備もかなり簡単。
当時でも、かなり異色のベイトキャスティングリールでした。

変熊性の高い機種ながら、そこそこの性能で
これなら長く使える! …はず。

シーズンイン前にS1600Cをサブに下げて
主役交代!
となってしまいました。

このリールにも欠点はいくつかありますが
十分許容範囲よ。

あまりにも気に入ってしまった故に
このT3000C日本版1号機を皮切りに
怒涛のSM3000C系調達祭りが始まりますw

今回紹介のT3000C日本版1号機も
実はごく短期間で主力の座を他機種に譲っています。

次期主力は、
同型欧米版のトーナメントT3000C(1号機)でした。

写真左が欧米版です。
入手直後の状態。

画像















仕様はほぼ同一。
トーナメントT3000C(1号機)の方がボロいため
こっちを優先使用して
綺麗なT3000C日本版1号機を予備としました。








このあと、
トーナメントT3000Cのオンボロ2号機に交代して
※入手当時の写真
画像













更に中古ジャンクのT3000C日本版2号機を再生した
お馴染み「イボマックス3000C」に落ち着いたんだったかな?

画像
















このイボマックス、
改造にしくじったシルバーマックス3000C
(日本版SM3000C?)と
T3000C日本版2号機のフレームを交換してあります。

ハンドル側内装部品は
丸形プロマックス5600に全とっかえしてあります。
性能的にはデチューンになっていて
もしかしたらクラッチトラブルが起きるかもしれない。

ハンドルそのものもTDー1Hiトーナメントの
ノブのラバーが腐って崩壊したものを
ダイソーの家具用粘着EVAシートで修繕して
取り付けてあります。

スプールは丸形プロマックス3600のものを
暫定的に搭載しています。
カラーはシルバーです。
(純正はゴールド)

ピニオンギアはベリ網の罠でつかまされた
不良SM1600Cのクラッチ部摩耗パーツを組み込み
スプールのガタは自作樹脂スペーサーを噛ませて
応急処置しています。

不良パーツ群の耐久テストみたいなもんだ。

マグトラックスブレーキのパーツ一式も
コイルスプリングに至るまで自作品です。
樹脂パーツはプラリペア黒のおゆまる複製を
手作業で整形して作ったものを組み込みました。
マグホルダーの制御スプリングは
0.4ミリステンレスバネ線を巻いて作っています。

マグトラックス部品を自作したのは
レバーが折れた中古個体を修復したためだったような。

それに加えて、サムレストの滑り止めゴムイボです。
これは結構秀逸ではありますが
フロント側の小さいイボが1シーズン中1~2個剥がれて
補修の必要が生じるのでした。

これでも立派な主力機として活躍していたんだから
笑ってはいけない。


イボマックス改装中に
トルノ3004HSを一時的に主力としていたことも
あった気がするな。
もう記憶が曖昧だな。

ドキュメントを読み返して確認する暇もないし
興味のある読者様は過去記事を探してみてください。

既に製造中止機種だったこともあり、
管理人のSM3000C系調達祭りは続き、
最終的には元祖SM3000Cを筆頭に
合計9台の同系統リールが揃いました。

樹脂フレームで再設計されたトルノシリーズも
合計4台手に入れたため
SM3000C~トルノ系列のリールが
合計13台となってしまいまして
わりとその処遇に困っていますw

あ、これ
まだイボマックス仕様になってないね。
蓮穴にゴムイボを植える前の写真だ。
画像



















手放すのはもったいないし
かといって全機使い潰すのに
何年かかるのか。

現在イボマックスは、
主力リールの座こそ他機種に譲ったけども
未だ重要な戦力であることに違いはなく
昨シーズンも何度となく持ち出しては
実戦投入していました。

今のところ、目立ったトラブルも発生していません。

この系統のリールの欠点といえば
最近の水準では重すぎる自重と
でかすぎるボディくらいでしょうか。

トルノはそうでもないが
アルミフレーム型はサムレストが平面過ぎて
パーミングでの安定性がよくないです。

発売当時の1990年代中期であれば
十分ハイエンド扱いの仕様だったんでしょうね。


アルミフレームのSM3000C系統と
樹脂ボディのトルノ系統は
実際には似て非なるリールですが
内部構造は概ね同一です。

内部の部品は
大半が互換性ありなんじゃないでしょうか。
(確認まではしていないので注意です。)

このブログでは全部ひっくるめて
SM3000C~トルノ系として
同一シリーズのモデル扱いですね。。

スプールにも互換性はありますし。

トルノも時々持ち出していますね。
昨シーズンの唯一まともな戦果は
トルノ3004HSで記録していました。

かくして
SM3000C~トルノ系統のアンバサダーは
このブログの代名詞的リールとなったのでした。

2~3台壊しても問題ない物量になっていますから
本当に気軽に使えます。
もちろん壊れるような使い方も
しないんですけどね。




SM3000C系は、今なお管理人の重要な戦力として
活躍しつづけていますが
既に主役の座を降りて、
7フィート級ロッドで標準的サイズのルアーを投げる
限定的な用途での使用となっています。

SM3000C系をセカンドリールに退けたあの機種については
次回取り上げたいと思います。











今なお謎に包まれているのが
SM3000C系統のブラックマックスモデルらしき
「BM3000C」です。

当時の釣り雑誌のショップ広告にも
同モデルの記載はあるし
アブガルシア本家サイトのスキマティックにも
パーツリストが存在してはいるものの
ググってもそれらしきモデルの情報は
一切ヒットしないという…。

国内にあまり入って来ていなかったのは
なんとなく想像できますが
海外の情報すらほぼ皆無というのは
どういうこっちゃ?

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この記事へのコメント

sanbeck
2018年01月21日 10:07
SKさま

いつもブログ愛読させて頂いてます
これを読むようになってから T3000Cを探してますが 中々タマ数が無いようです
何とか捕獲して 実戦投入したいです これからもT3000Cで頑張って下さい
2018年01月22日 08:41
>sanbeckさん

いらっしゃいませ。
SM3000C系統は
都内ベリ各店でも
あまり見かけなくなりましたね。

逆に、捨て値で出てくることも
あるようです。
手持ち戦力では、
最安で864円というのが
ありました。
フロッグマン
2018年01月22日 20:42
お疲れ様です

最近はなかなか綺麗な3000系統は見つからなくなりましたね

私は3000より1600の方がしっくりくるので今はトルノを一台のみ所有です


BM3000C、恐らく海外のみで流通しとったのでしょうね
今後出会ったらGETしたいリールです
2018年01月23日 19:18
>フロッグマンさん

もう手放す人は
手放してしまって
落ち着いたのかもしれませんね。

BM3000Cは
発見次第フロッグマンさんに
通報します。

黒イボ模様のS3000Cなら、
SM1600Cがあったお店で
先週見かけましたが
あれマグなしですものね。
しかも安くなかったです。
むしろ隣のレボSの方が
気になりましたw
Lwing
2018年02月06日 13:32
SM3000Cのフレーム強度はベイトリール史上最強なんじゃないですかね。
なんたって漁港の石積みでこけた時リールの上に手をついて全体重かけてしまいましたけどかすり傷のみでフレームはへっちゃらでしたw
2018年02月06日 20:52
>Lwingさん

そのどタフなボディとは釣り合わない
バヨネット部分の頼りなさに
当時のアブガルシア設計陣の
「お約束」が炸裂している
リールですよねw