新しくぶつかったルアー製作の壁について。


1月は、正月から風邪+ギックリ腰でKO状態だったし
終盤は業務ラッシュで
ルアー製作の進捗は鈍かったですね。

ようやく削りの終わったヘンクママグナムMkIIIボディを
3本分「開き」にして、いよいよ内部フレーム製作に
着手したまではよかったのですが…

IMGP3984.JPG


そういえば、
今まで1.2ミリステンレス硬鋼線(バネ線)で
ルアーのフレームを作ったことって
なかったんだよな。

初めてミノーを作った時は、
1.0ミリのステンレスバネ線を使いました。
30年近く前に初めて作ったルアーは
黒鱒用のスピナーベイトでしたから
1.0ミリステンレスバネ線が余っていまして
それを利用したのでした。

バネ線は、素材に腰があって強靭で
ルアーも丈夫に作れて良いのですけど
加工性に難があります。

硬くて切れねえし(ニッパーじゃ大変だ)
曲げも難しいです。

当時は、ルアーそのものの製作ノウハウも乏しく
使い物になるものは作れなかったか。
それはバネ線のせいじゃないね。

1.0ミリではしんどいため
ワンサイズ細い0.8ミリのステンレス硬鋼線に替えて
作業性はいくらか改善を見ました。

但し、強度は若干下がったのかな。
曲げやすい分、曲がりやすいのね。

スピナーベイト用としては
1.0ミリがベストみたいです。
0.8ミリだと弱すぎですね。
かといって1.2ミリだと太すぎる。
釣り道具屋で売っている天秤用ステンレス線だと
0.8ミリ、1.0ミリ、1.2ミリといった具合に
0.2ミリ刻みのラインナップが主流みたいです。

バネ線の欠点は、50センチか1メートル刻みの素材レングス故
ムダが多く出てしまうことかな。

改めてバネ線を切り出して曲げてみたが
直径1.2ミリ全長50センチのバネ線では
9センチボディのヘンクママグナムMkIIIのフレームは
たった2本分しか取れませんでした。
そして10センチ近くの端材が出てしまい
それで5センチミノーのフレームを作ろうとしたら
今度は2センチほど足りないという…。

てことは、ヘンマグ2本作る度に
10センチのバネ線端材が出るってことかよ。

もったいないですね。

それを嫌って、どこのホームセンターでも
ごく普通に、当たり前に売っている
ステンレス針金を使っていたのですけどね。

あの、壁にかかっている丸まったやつです。
要するに、ただの針金よ。

ステンレス針金は0.9ミリを使っていましたが
宮崎テストで得られた結論は
圧倒的強度不足なw

ステン針金は、バネ線と違って粘りがなく
くねくね簡単に曲げられるので
ルアー作りには使いやすいです。

但し、強度はバネ線の比ではないほどに弱いので
(すぐ曲がる)
ミスキャストで橋脚にブチ当てた日にゃ
テールフックハンガーのリングが
綺麗に潰れて帰ってくることでしょう。
バネ線素材だって変形して帰ってくるだろうから
そりゃひとたまりもないわな。

ただ、素材の無駄は避けられるので
好んで使っておりました。

針金の場合は、直径が0.3ミリ刻みなのか?
0.9ミリの次は1.2ミリになってしまうので
最近の作品では試しに1.2ミリを使って
ルアーを製作してみました。

と言っても、
1.2ミリワイヤーで稼働状態まで作れたのは
試作型のヘンクマでっかいシャッド14センチだけですね。

IMGP3855.JPG


ルアー製作本数自体が減っているのでね。
まだ1.2ミリ針金は余っていますから
余剰のバルサと合わせてフラットサイドミノーでも作るか。


針金でも、1.2ミリだと曲げが難しくなりますね。
これ以上太いのを使うと、強度は出せても
思い通りの曲げ方はできそうにないのな。

今回は、今までにない強度のルアーを目指す関係から
1.2ミリのバネ線を採用することになりました。

それにしても硬い。
硬くて、思い通りの形を出せずに苦戦します。

曲げ直すと金属疲労で強度が落ちるし
素材1本でルアー2本分のフレームしか作れないし
デメリットも目立ってイヤンですね。

現在、ヘンマグMkIII2本分のフレームを作ったところで
作業が中断しています。
またハードボイルドな案件を受注してしまって
時間を取りにくくなっているのでした。

ハードウッドのボディ切削については
2000年前後にもやっていますし
ラパラのセラミックナイフみたいな
しっかりしたナイフを使うことで
ある程度作業を楽にできました。

1.2ミリワイヤーについては、どうすべ?
曲げ作業を楽にする方法を思いつかないですね。
ラウンドノーズプライヤーは
昔買った小さいのを無理して使っていますが
大きいものにすれば曲げやすくなるか?

現在使っているラウンドノーズプライヤーは
そういえば初のスピナーベイト製作当時に
今は亡き近所のホームセンターで買ったものだから
既に28年くらいは使っているのか。

そろそろ買い替えを考えてもいいのかな。

1.0ミリバネ線でも加工にてこずっていたのに
1.2ミリじゃ作業性は悪くて当然ですね。

4月には試作品を完成させられると思っていたが
結構難しくなってきたか?


あとひとつ、重大な問題が持ち上がりまして
美人秘書が出勤しているときは
ラッカーだのセルロースセメントだのを使った
コーティング作業は一切できないという
ビハインドが追加されましたw

業務の状況によっては
美人秘書は土曜日にも出勤する場合があって
そうなるとオフィスで塗料瓶は開けられないのです。
臭くて苦情が出るものな。

コーティングの障害が増えてしまうという
困ったことになっています。
バルサと違って、ハードウッドであれば
コーティング回数はバルサより少なくて済むはずですが
ある程度の厚みの被膜を作って
耐久性を上げたいですから
それなりの回数のドブ漬けは必要になるでしょう。

そろそろ紫外線硬化樹脂の採用も考え始めています。

ルアー作りの世界でも、
今後はSDGs(エスディージーズ)を意識することになるでしょうから
今後はそうした面も含めて
ルアー作りを研究したいと思います。











やっぱり次回購入時は1メートルだよ。
径は1.2ミリか1.0ミリか
迷うところではありますが。

加工性重視なら1.0ミリ
強度重視なら1.2ミリで良いのではないでしょうか。

ボディからラインアイが生えている
通常形式のミノーであれば
ぶっといステンレス針金の方が
そこそこ強度もあって加工しやすくて
ムダも出ないでしょうから
1.6ミリ線で作るのもいいかもしれない。

ステンレス硬鋼線1.6ミリ?
あれは両軸リールのスプール軸に刺さっている
スプールシャフトピンに使えるレベルの強度なので
ルアーのフレーム材としては考えにくいな。
手作業で思い通りに曲げられるか?



















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